高校野球春季大会大阪府予選5回戦が5日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われ、今春のセンバツを制した大阪桐蔭は大商大堺に5-0で勝利。先発した横川凱投手(3年)が6安打完封と好投した。

 「球自体が高くて調子はよくなかったけど粘れた。野手が声をかけてくれて自信を持って投げられました」

 7四球と制球に苦しみ、三回と五回以外は走者を背負ったが、最速135キロの直球と切れのあるスライダーなどを織り交ぜて要所をしっかり締め、ゼロを並べた。

 「選抜は投げたい気持ちがあったけど、まだ信頼されていないと思った」

 エース・柿木蓮投手、根尾昂投手(ともに3年)とベンチメンバーでは先発陣の一角に名を連ねたが、今年のセンバツでの登板はリリーフでの2試合にとどまった。この大阪府予選では調整優先のためベンチメンバーから外れた柿木に代わって背番号「1」を背負っているが、「本当の1番とは思っていない。しっかりやらないといけないと思っています」。西谷監督からは「もっと悔しさを前面に出してほしい」と成長を期待される左腕は、夏での本領発揮に向けてフォーム固めから見つめ直している。

 「信頼を勝ち取るのがこの大会。夏にしっかり投げさせてもらえるような投手になりたいです」と横川。自信を深める完封劇だった。
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