準々決勝で花巻東(岩手)が大阪桐蔭(大阪)に0―19と大敗を喫した。先発の田中大樹投手(3年)や2番手の西舘勇陽(ゆうひ)投手(2年)ら、延べ5投手が相手打線に17安打を浴び、守備も計4失策。大谷翔平投手(現エンゼルス)と藤浪晋太郎投手(現阪神)が対決した2012年春以来の対戦は、思わぬ大差となった。この一戦で露呈した課題を修正し、成長した姿で夏に再び聖地へ戻ってくる。これで出場した東北勢4校はすべて敗退した。

 完膚なきまでに叩きつぶされた。6年ぶりの対戦は0―19と歴史的大敗。「19失点は記憶にない。心配していたミスがすべて出てしまった」と佐々木洋監督(42)は悔やんだ。8強進出の原動力となった投手陣が、大阪桐蔭の強力打線にのみ込まれた。

 先発の田中は1回4失点で一度右翼に下がり、6回から再登板も2回1/3を投げて4失点。計7四死球と制球を乱し、2回戦の東邦(愛知)戦では生きた緩急も通用せず「力がないと感じた」と唇をかんだ。2回から登板した西舘は「力んで球が浮いてしまった」と6安打され、2回0/3を投げて7失点。一戸中3年時に発症した腰椎分離症の影響で、3月上旬の練習試合が続いた時期から腰に痛みを抱えており、本来の力は出せなかった。

 打線は1回に先頭打者から3連打したが、合間に走塁ミスなどがあり無得点。好機を逃すとその後、得点圏に進んだのは2度だけと抑えられた。守備も4失策のうち3つが失点に絡むなど、課題が続出した一戦にも指揮官は前を向いた。「反省して修正しないといけない。何かにつながる大敗にしないといけない」

 目標の日本一達成へ、大阪桐蔭は倒さなければいけない相手。足りない点を実感し、負けから学んで次に生かさなければこの点差は埋まらない。田中は「(背番1は)周りから信頼されて、つけてほしいという存在にならないといけない」と決意。この大敗を夏につなげるため、チームも個人も一歩ずつ成長していく
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