高校野球だけじゃない。サッカーの大阪桐蔭を見せるときがきた。9大会ぶり2度目の挑戦で旋風を巻き起こす。

 大阪は大激戦区だった。前回大会の大阪代表で4強進出を果たした東海大仰星、J内定者3人を擁する興国、高校年代の最強を決めるプレミアリーグを戦った阪南大高など、どこが頂点に立ってもおかしくなかった。

 そんな中、大阪桐蔭は決勝で履正社を2-1で破り、大阪211校の頂点に立った。決勝では主力のMF神戸康輔(3年)が負傷で欠場し、主将のMF西矢健人(3年)は戦友のユニホームを下に着込んで戦った。その神戸も全国大会には間に合う見通し。フルメンバーで大舞台に挑む。

 西岡や藤浪(ともに阪神)らプロ野球に次々とスター選手を送り出す野球部は、春夏合わせて6度の全国制覇。今春の選抜も制した、言わずとしれた超強豪だ。サッカー部と野球部はクラスが同じの選手も多く、強い刺激を受けてきた。

 サッカーは創部12年目で、MF阿部(川崎)、DF三浦(G大阪)と2人の日本代表も輩出しているが、全国大会での最高成績は2012年の総体4強が最高。前回挑戦した選手権は2回戦で敗れた。大阪を制した自信を胸に、躍進を誓う。

 大阪勢の日本一は44大会前の北陽(現関大北陽)が最後。W杯イヤーとなる2018年、新春に話題をさらって『サッカーの大阪桐蔭』を全国に知らしめる。初陣は1月2日の羽黒(山形)戦だ。


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