岩手・花巻東高の1年生だったとき、夏の全国高校野球選手権岩手大会での背番号が17番だった。実は花巻東高にとって、17番は少し特別な番号になっている。

 「左投手なら16番とか、私の勝手なイメージがあったんです。17番は、将来エースにと期待する投手につけさせていました」と花巻東高の佐々木洋監督(42)は明かす。伝統が確立したのは2007年。当時1年生の菊池雄星(26、現・西武)が17番だった。夏の甲子園で147キロの直球を投げ、観客席がどよめいた。

 菊池にあこがれて花巻東高に進んだ大谷以降も、「エース候補=17」は脈々と続き、近年では16年に広島入りした高橋樹也(20)が2年生の夏に17番をつけていた。この秋、東北大会準優勝に貢献した西舘勇陽投手(1年)も17番だ。

 偶然か、必然か。大谷は特に意味はない、としながら、こうも言った。「僕が新たな気持ちで、ここでがんばっていくときに、17にしようかなと思った」。17番で、初心に帰る

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