東京六大学リーグ、東大の最速１４５キロ左腕・宮台康平投手（２年）が１６日、将来的にプロで通用する素質と絶賛された。
Ｇ球場室内で行われた全日本大学野球連盟などが主催する「冬季特別トレーニング」に参加して、
講師の侍ジャパン・鹿取義隆テクニカルディレクター（５８）＝スポーツ報知評論家＝から「ボールだけ見れば（プロ入りの可能性は）十分にある」とお墨付きをもらった。

ブルペンでの指導では、体を軸回転させる意識やグラブを持つ右手の使い方を教わった。
スマホで撮影した動画を見比べ「映像で見たら、腕の振りが速くなっていると分かりました」と目からウロコの表情。
鹿取氏は「吸収が早いというか、理解して体を動かしていた」と、秀才左腕の上達力に目を細めた。
投手陣の軸と期待される今春リーグ戦で、さっそく学習の成果を証明する。（坂本　達洋）

◆宮台　康平（みやだい・こうへい）１９９５年７月１日、神奈川・横浜市生まれ。２０歳。
戸塚中から湘南高に進学。東大では昨秋の法大戦でリーグ戦初白星を挙げるなど、通算１５登板で１勝２敗、防御率２・７９。
１７８センチ、７９キロ。左投左打。家族は両親と弟２人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000180-sph-base
スポーツ報知 2月17日(水)7時3分配信



講師の侍ジャパン・鹿取テクニカルディレクターから指導を受けた東大・宮台